ラボスケールで実験を行い、お客様のニーズに合う条件を検討します。少量で行うためスピーディーにデータを提供できます。
ラボでの条件は過去の多数の実績から実機との相関があります。
0.1~0.4L程度のラボスケールでのデータ収集に特化した仕様となっており、分解洗浄が可能な為、重合のおそれがあるサンプルの試作対応が可能です。また、液が流れる部分がすべてガラス製であることから、蒸留の様子を観察可能です。
L-1,L-2,L-4号機をスケールアップさせた実験装置で、1~3Lまでの処理が可能な実験装置となります。開発ステージが進んだ際の、物質データ収集、顧客への評価用サンプルの作成といった、数kgのサンプルが必要な際の対応が可能です。
ラボスケールでの高真空蒸留装置です。実機設備と同程度の能力を有した小スケールで蒸留可能な装置です。
器具を組み替えることで、単蒸留、精密蒸留(理論段数12段)といった、当社の実機製造装置を想定した能力での実験が可能であり、実機製造への条件移行をスムーズに行えます。
物質の熱安定性確認を目的として蒸留検討実施前に測定します。新規物質の開発段階においては熱安定性が分からないケースや、既存物質においても合成方法や不純物の含有によって、熱安定は様々です。
当社では蒸留検討の前に、DSCにて発熱挙動を確認することで、安全に取り扱うことが出来る温度の指標確認に使用しております。
装置名 | 材質 | 容量 | 上限温度 | 最高真空度 |
流下式薄膜蒸留装置 蒸発面積0.1m2(L-3号機) | ガラス | 0.4-3L | 290℃ | 0.4Pa |
流下式薄膜蒸留装置 蒸発面積0.03m2(L-1,L-2,L-4号機) | ガラス | 0.1-0.4L | 290℃ | 0.4Pa |
精密蒸留実験装置還流機付き 理論段数12段 | ガラス | 0.1-1.6L | 290℃ | 40Pa |
単蒸留実験装置 | ガラス | 0.1-1.6L | 290℃ | 40Pa |
反応器実験装置 | ガラス | 0.2-2.0L | 290℃ | 400Pa |